真宗大谷派 樹徳寺|富山県黒部市宇奈月温泉|浄土真宗|

 

住職の念仏実感日記

 

序文

序文
 
私はすべての生活がみ仏のお見守りの下・み仏の願いの中に営まれていることを信じています。
そのことは念仏を申すことによって実感しています。この日記はそのときそのとき念仏をとおしての実感の記録としたいと存じます。
   
今日の仏教讃歌  なんまんだぶつの子守歌
 
フォーム
 
2018年5月2日(水)曇り→午後 雨
2018-05-03
起床 4時(8時間睡眠)
早朝日課 計量(64.2㎏=昨日比+0.3㎏)・日記付け・HP更新→7時ようやく 晨朝・剣玉、閉眼片足立ち
自由時間(7時20分) 本堂前部屋でCD聞きつつゆったり念仏思索→フルート練習
・8時 朝食→念仏仮眠(寝室)
・9時 (坊守協力運転)入膳 想送会館いずみホール行き
・9時30分 同ホールで念仏しつつ葬儀に向けて心身の姿勢を整える
・10時 入善町上田MU様(享年93女性)葬儀 導師養照寺様の助音(じょいん)を勤める。
・11時20分 (坊守協力運転)東部斎場で火屋勤め→11時50分帰寺【坊守、そのまま、再び入膳へ行き。KS家月忌→黒部宇奈月温泉駅で東京から帰省の孫Nさんを迎えて滑川長女Sさん宅行。】
・12時 一人昼食
・12時30分 先日のフルート法話の折り、黒部市内山EY様から「なんまんだぶつの子守歌」のテープ音源の依頼を受けた。今日ラジカセ使用しダビングする。【以前は立派なラジカセを持っていたのだが「もうカセットテープの時代は終わった。」と数年前廃棄してしまった。一昨日手持ちの小型テープレコーダーでの録音を試みたが雑音が入り失敗。「まだカセットテープ利用の方がおられるのだなあ。これからもテープ希望の方があるかもしれないなあ。」と認識を新たにして、アマゾンに格安ラジカセを発注、今日届き、早速ダビング。「これで、先日からの気がかり一つ解消。」と安堵の念仏をする。】
・14時~16時 フルート公開練習(本堂前部屋)【基礎練習に終始した。】
・16時30分 (正信偈徒歩)地元5区NK家月忌→(同家奥様善意運転)一旦帰寺・法衣等脱ぎ宇奈月温泉駅へ送っていただく。
・17時4分 宇奈月温泉駅乗車→18時中滑川駅下車→(坊守協力運転)回転ずし「祭りばやし」行【4月から東京での大学生生活を始め、連休帰省の孫Nさんも乗っている。】
・18時40分 同店で、長女Sさん、孫Aちゃんと合流。5人で会食【熱燗日本酒200㏄いただく】
・19時50分 (坊守協力運転)20時過ぎ帰寺→お夕事・閉障
就寝 ・20時30分
○今日の念仏所感  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  〇法務は、午前、葬儀・夕方 地元月忌1軒だった。両方とも念仏回想、念仏思索しつつ丁寧にお勤めさせていただいたことを喜び念仏。【坊守は入善で、9時40分、13時各1軒】
  葬儀の方は、ご親戚と上田地区の多くの方が参集。「補助いすが出してあったなあ。100名以上参集かなあ。最近地域のつながりが薄れてきているが、上田地区の皆さんの親密な繋がりは尊いことだなあ。」と念仏対話。
  〇4月から東京での大学生生活を始め、連休帰省の孫Nさんに会う(Sさん母子、坊守と会食)。「Nさんは新しい生活に慣れ、楽しんでいるようだなあ。友達も出来た様子。Nさんは環境に溶け込みやすい性格のようだな。」と嬉しく感じ、「真面目に、明るく生きてほしい」と秘かに願いつつ念仏。】
○所感記しつつ読み直した言葉
   寂しい時は寂しがるがいい。運命がおまえを育てているのだよ。ただ何事もひとすじの心でまじめにやれ。ひねくれたり、ごまかしたり、自分を欺いたりしないで、自分の心の願いに忠実に従え。それだけ心得ていればよいのだ。何が自分の心のほんとうの願いかということも、すぐにはわかるものではない。さまざまな迷いを自分でつくり出すからな。しかしまじめでさえあれば、それを見いだす知恵がしだいにみがき出されるものだ。【倉田百三『出家とその弟子』第3幕(終わりの方)親鸞の言葉】
 
2018年5月1日(火)晴れ
2018-05-02
起床 4時(8時間睡眠)
早朝日課 計量(63.9㎏=昨日比±0㎏)・HP更新・「人口減少社会の未来学 (文春e-book)」のキンドル読書に夢中になる。→6時40分ようやく 晨朝・剣玉、閉眼片足立ち
自由時間(7時10分) 本堂前部屋でCD聞きつつゆったり念仏思索→フルート練習(ロングトーン・5曲)
・8時 朝食
・8時30分 (正信偈徒歩)地元5区AN家月忌
・9時30分~10時40分 フルート公開練習(本堂前部屋)①
・11時台 総湯会館湯めどころ 入浴
・12時 昼食→念仏午睡(寝室)
・13時30分~15時 フルート公開練習(本堂前部屋)②
・15時30分~17時 昨日、留守中依頼の朱印紙作成→朱印帳・朱印紙用箱を整備し、朱印紙用紙10枚に南無阿弥陀仏+朱印押印【これだけに1時間以上かかった。)
・17時 ラジルラジル(聞)→通夜の準備
・17時40分 (坊守協力運転)入膳 想送会館いずみホール行き
・18時15分 同ホールで骨ガメ書入れ・念仏しつつ通夜に向けて心身の姿勢を整える
・19時 入善町上田MU様(享年93女性)通夜【法話キーワード「祇園精舎の鐘の声諸行無常の響きあり」「通夜は故人への労い・感謝・敬いの心を深める儀式】
・19時50分 (坊守協力運転)20時30分帰寺
・20時40分 お夕事・閉障→晩酌(日本酒180cc 副食3品)
・21時 日記付け
就寝 ・22時
○今日の念仏所感  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  法務は、午前、地元月忌1軒・夜、入膳で通夜だった。午前中にフルート(1.5時間)をして、ゆったりと念仏しつつ温泉入浴も済ませた。13時になると気分一転、(昨夜養照寺様から死去案内を受けた)MU様の通夜のことが気になりだした。「通夜は、19時から始まるのでなく、13時から始まっているのだなあ。」と落ち着かない心と念仏格闘、どうにか、フルート(1.5時間)と朱印紙書き・朱印帳受付環境整備等をさせていただいた。通夜ではお勤めへの朗々集中によって心身状態を高め、深めさせていただき、その状態で通夜法話をした。法話を終えてようやく安堵の念仏し心を軽くさせていただいた。
○所感記しつつ読み直した言葉
   お寺でもそうです。 住職や堂守がそこに住んで生活している寺社と無住の寺社 は外からもすぐに見分けがつき ます。 単に清掃ができ ているとか、 セキュリティ がしっかり しているということではなくて、人間がそこで暮らしていないと無生物 である建物でさえ生気を失い、「死物」化するということです。 それは人間の作り出したすべての制度について言えるだろうと僕は思ってい ます。人間がそこにいて「 生気」を備給しているシステム、 それを維持するためにプレイヤー たちが人間的成熟を求められるようなシステム、 プレイヤーたちが「 いい人」「 誠実な人」「言葉を違えない人」だと周りから思われることがその維持に不可欠であるようなシステム、 それが最後に生き残るシステムです。 同意してくれる人は少ないかも知れませんけれど、僕はそう考えてい ます。【池田 清彦; 井上 智洋; 内田 樹; 小田嶋 隆; 姜 尚中; 隈 研吾; 高橋 博之; 平川 克美; 平田 オリザ; ブレイディみかこ; 藻谷 浩介共著. 人口減少社会の未来学 (文春e-book) (Kindle の位置No.522-529). 文藝春秋. Kindle 版】【この文は内田 樹の序論の最後の部分】 
 
2018年4月30日(月)晴れ
2018-04-30
起床 4時(8時間睡眠)
早朝日課 計量(63.9㎏=昨日比+0.1㎏)・HP更新→6時30分 晨朝・剣玉、閉眼片足立ち
自由時間(7時) 本堂前部屋でCD聞きつつゆったり念仏思索→フルート練習(ロングトーン・5曲)
・8時 (月曜日)可燃ゴミ出し(8時25分頃収集車着)→朝食→念仏仮眠(寝室)
・9時30分 (坊守協力運転)入善町八幡TH家行き
・10時 (坊守協力運転)同家月忌→(坊守協力運転)途中、入善タクシー本社で4月分タクシー代(1.8万円)支払い・黒部市上田家野新(カミタイエノシン)SO家行き
・11時 同家月忌→(坊守協力運転)11時50分帰寺
・12時 昼食→念仏午睡(寝室)
・13時台 総湯会館湯めどころ 入浴
・14時30分~17時50分 フルート公開練習(本堂前部屋)
・18時 お夕事・閉障→晩酌(日本酒150cc 副食3品)
・19時 日記付け
就寝 ・20時30分
○今日の念仏所感  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  法務は午前 入善・黒部で各1軒の月忌だった。午後は特別の用事もなく、温泉入浴・フルートを中心に念仏対話・念仏内観しつつ穏やかにありがたく過ごすことが出来た。
   (今日の印象に残った喜び=)温泉入浴から帰り本堂に入る直前、本堂参詣してお帰りのお客さんに出会う。大阪からの観光の方で「二上住職さんですね。樹徳寺HPを見ています。一度、お寺の様子を見たくて寄り、お参りしてきたところです。これからも、HPを続けて下さい。楽しみにしています。」とのこと。僅か2,3分お話ししだけなのに、とても懐かしい感じを受けた。「このように、遠方の方でもHPを喜んでいて下さる方がおられるのだなあ。『生活念仏の中にいただく喜び実感』を正直に記録したいなあ。」と念仏実感日記作成の励ましを頂いた。
○所感記しつつ読み直した言葉
   日々の世俗にまみれた日暮らしの中で、笑ったり泣いたりし、また腹をたてたり、喜んだりしながら、ともかく仏を思うて称名念仏する、その生活念仏によっても、まことの「めざめ」体験をひらき、仏になっていく道が開けてくることを、わが身をかけて明かしてくれたのが親鸞であります。・・真宗の行道、仏道とは、こういう生活念仏によって、まさしく「めざめ」体験、信心をひらいて、仏に成っていく道をあかすものであります。【法蔵館発行信楽峻麿著「真宗の大意」生活念仏・リビング念仏の道】
 
2018年4月29日(日)晴れ
2018-04-29
起床 3時30分(7.5時間睡眠)
早朝日課 計量(63.8㎏=昨日比+0.5㎏)・日記付け・HP更新→6時15分 晨朝・剣玉、閉眼片足立ち
自由時間(6時45分) 本堂前部屋でCD聞きつつゆったり念仏思索→フルート練習(ロングトーン・7曲)
・8時 朝食→念仏仮眠(寝室)
・9時 フルート公開練習(本堂前部屋)①
・10時30分 (坊守協力運転)入膳11区MY家行き
・11時 同家月忌→(坊守協力運転)11時50分帰寺
・12時 本堂チャイム。糸魚川の女性朱印紙依頼に来寺→朱印紙作成、お話ししつつお渡しする。→(坊守、昼食の用意をして外出)一人昼食→念仏午睡
・13時台 総湯会館湯めどころ 入浴
・14時台 ラジルラジル(聞)・休憩
・15時台 (正信偈徒歩)地元3区SH家祥月
・16時~17時40分 フルート公開練習(本堂前部屋)②
・17時45分 お夕事・閉障
・18時~17時30分 ゆったりと晩酌【日本酒250cc・副食4品】しつつBSで大河ドラマ「西郷どん」・BS時代劇「鳴門秘帳」を観る【週1回の、のんびりテレビ鑑賞が出来たことを喜び念仏】
・19時30分 日記付け
就寝 ・21時
○今日の念仏所感  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  法務は午前 入善での月忌・午後 地元での祥月だった。あとの時間はフルート・温泉入浴を中心にゆったりと過ごすことが出来た。穏やかな念仏生活を賜わったことを喜び念仏する。
   特に、午後の祥月は同家ご夫妻と小学3年のお孫さんがお参りされた。お孫さんは末代無知のお文が終わると「『これすなわち』ってどういうことなの?」と質問された。「『これすなわち』とは『これはねえ、すなわちねえ・・・のことだよ』ということだよ」と答えたが分かったであろうか。それはともかく、素直にお勤め・お文を聞い下さったことが、とても嬉しく「始めから終わりまで、よく聞いてくれて、ありがとうね、おりこうさんだね」と褒め、仏壇に向き直って念仏、心爽やかにお暇(いとま)した。
○所感記しつつ読み直した言葉
   なんまんだぶつ なんまんだぶつ ちいさな子どもと手をあわす 数えきれない 人たちに 願われ生まれたおまえだよ いまもたしかに聴こえくる しんらんさまの 子守歌【「なんまんだぶつの子守歌」の3番】
 
2018年4月28日(土)晴れ
2018-04-28
起床 4時30分(6時間睡眠)
早朝日課 計量(63.3㎏=昨日比+0.3㎏)・日記付け・HP更新→6時30分 晨朝・剣玉、閉眼片足立ち
自由時間(7時) 本堂前部屋でCD聞きつつゆったり念仏思索→フルート練習(ロングトーン・4曲)
・8時 朝食→休憩(パソコン室)
・9時 (坊守協力運転)入善町東五十里FI家行き
・9時30分 同家四七日勤め→(坊守協力運転)途中文具店で筆ペン等購入・11時ごろ帰寺
・11時20分 (郵送依頼のあった)朱印紙作成中、入膳9区MK家から「11時に祥月勤めを約束してあったのですが・・・」の電話。「すっかり忘れていました。直ぐ、そちらに向かいます。」と応対し、(坊守協力運転)同家行
・12時 同家祥月【同家お二人お参り。「いつも、正確に来られるので、いつも通り待っていました。しかし、11時をだいぶ過ぎても来られず、何かあったのかと心配し、電話しました。」とのお気遣いのお言葉に慰められ、お勤めする。】→(坊守協力運転)12時50分帰寺
・13時台 昼食→(長野の方依頼)朱印紙作成(総湯会館へ行くとき投函する)
・14時台 総湯会館湯めどころ 入浴
・15時30分~17時50分 フルート公開練習(本堂前部屋)
・18時 お夕事・閉障→晩酌(日本酒200cc 副食3品)
・19時 日記付け
就寝 ・20時
○今日の念仏所感  
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                  法務は午前 入善での七日勤め1軒・祥月1軒だった。
  祥月勤めの方は(昨年11月の同家お勤めの折り約束したいたのに)すっかり失念。同家からの電話によって、昨年末、新手帳へ書き写すのを怠っていたことに気づく。恐縮しつつ1時間遅れでお勤めした。同家のお2人の寛大なご様子に癒され、お勤め終えてホット安堵の念仏をする。
○所感記しつつ読み直した言葉
   またひとつ  しくじった  しくじるたびに 目があいて世の中 すこし広くなる【榎本栄一著『群生海』(難波別院発行)しくじる】

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