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住職の念仏実感日記

序文

私はすべての生活がみ仏のお見守りの下・み仏の願いの中に営まれていることを信じています。
そのことは念仏を申すことによって実感しています。この日記はそのときそのとき念仏をとおしての実感の記録としたいと存じます。
今日の仏教讃歌  光はみちて
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2019年2月10日(日)

〇今日の念仏所感
(ご本尊への報告)
法 務  〇9時地元月忌1軒を勤めました。
〇今日は、これだけのつもりでしたが、私の入浴外出中に地元某ホテルから「2月7日夕方、男大浴場で、急死の方(朝日町79歳)がありました。その場所でお勤めしてほしい。」との電話を坊守が受けとのことです。それで、急きょそのホテルへ行きました。
11時某ホテル大浴場に三つ折り本尊を設置して、葬場勤行の如く、お勤めしました。某ホテルのお勤めに対する思いは厄払い的な祈祷目的だろうと思います。しかし、私は「今日本葬が行われているであろうから、それに準ずるお葬儀の気持ちでお勤めし、亡き人への労い、感謝、敬いを少しでも深めさせていただこう。」との思いを込めてお勤めしました。(参列は、当時ご遺体搬送等に係わられた従業員1名だけでした。)
 
 
温泉入浴   9時30分 総湯会館湯めどころで、念仏ルーティンワークをしつつ昨夜の富山での堀内国春氏祝賀会の疲れをすっかり癒していただきました。  
 
フルート  13時から17時30分まで(途中1時間の休憩を入れて)正味3.5時間練習しました。レパートリーB6曲まで行くことが出来ました。(1時間の休憩は、ほとんどキンドル読書「松本清張『疑惑』」で気分転換しました。)
 
就寝 21時45分
 
(以上報告終わり)
  今日は、地元で自坊中心にゆったりと三本立て念仏生活が出来たことを喜び念仏した。
  特に、某ホテルでの入浴中急死(三日前)の浴場でのお勤めは「このような亡くなり方をされた方への労い・感謝・敬いの心を少しでも深めさせていただこう。」と三つ折り本尊の下、ゆけむりの中で葬場勤行のつもりでお勤めした。お勤めの声が大浴場内に厳かに響き、自分の声ながら、ありがたかった。
 
〇今日の言葉

(死者が)仏になるかならないかでなくて、仏にするかしないかであります。仏にするという義務は残れる者にあるということであります。
【タイトルの典拠】東本願寺出版部発行金子大栄著 「現代人の信仰問答シリーズ1」p52
 
 
 〇明11日の外出予定
 
 9時30分~10時30分   温泉入浴
13時30分~15時 入善
16時~19時 宇奈月地区大新年会(セレネ)
 
 

2019年2月9日(土)

〇今日の念仏所感
(ご本尊への報告)
法 務  入善で七日勤め→養照寺で「入善小学校平成2年卒業生 物故者法要」の助音じょいん(導師養照寺様、物故者3名参列30名ほど)→(車中昼食後)月忌1軒→黒部市若栗で七日勤め。
 以上を、10時自坊発、14時帰寺でお勤めさせていただきました。
どのお勤めも「私自身がお勤めからの呼びかけに浸り、お勤め出来る喜びを感じるように。」との姿勢を意識しつつお勤めをしました
 
温泉入浴    
 
フルート  
 
就寝 23時 
 
(以上報告終わり)
  
法務・温泉入浴・フルートの三本立て念仏生活が出来なかったのは、旧友堀内国春氏の瑞宝単光賞受賞祝賀会に出席のためだった。祝賀会は18時30分から2時間だったが、会場が富山市高志会館なので、自坊16時発、帰寺22時30分となったからだ。今日はこの祝賀会を念仏しつつ振り返り、参加できた喜びを深めよう。
〇遠い富山の会館までの往復をどのようにしようか?坊守運転(でも、夜の富山行は気の毒だ)、新幹線(雪が降ったら会館から富山駅までの歩行が心配)、タクシー(少し利用しなければなるまい)‥等々、昨夜から今朝まで気がかりだった。しかし、坊守が滑川長女Sさんに電話したらSさんの方から「私の家まで来てくれたら、後は高志会館まで送り迎えしてあげる。」と妙案を出してくれた。
 これを聞いたとき取り越し苦労がすっ飛び、心が軽く明るくなり念仏した。
 予想通り夜は本格的雪となったが、お陰で楽しく往復できた。長女Sさんが私たちのことを思って自発的に手伝ってくれたことが何よりも嬉しくありがたかった。
〇堀内氏は黒部市沓掛の方、昭和16年生まれ(私より3つ年上)。今から30年ほど前、富山市立図書館勤務の彼を中心に4人(彼以外の3人は寺院住職)で定期的に読書会をした。年初めには宇奈月温泉(毎年、旅館を替えて)一泊懇親会もした。この読書会は数年続いた。それと同時に、これが縁で彼のご長男(中学生3年生だったと思う)の家庭教師のようなことも数ヶ月程した。
その後、あまり会うことがなく、樹徳寺たよりと年賀状だけのお付き合い人になっていた。(でも、何かにつけて、彼・長男さんのことを思っていた。)
「きっと堀内氏も、若かった頃の楽しいお付き合いを思って招待してくださったのだろう。」と喜んで出席させていただいた。
実際、会場では彼は「あの時の旅館巡りが忘れられない」と、私に声を掛けて下さった。長男さんとも懐かしくお話しできた。
 「人とのつながりを大切にされる堀内氏の生き方が図書館事業への大きな貢献となり今回の叙勲の栄となったのだろうなあ。」と念仏、お敬いした。
 
 
〇今日の言葉

念仏が生み出す新しい人間関係、それは「同朋」です。互いに孤立して生きてきた人間が、兄弟姉妹のように無量寿の命を共に生きる者となる。この同朋の精神が、親鸞聖人が大切に生きられた信念でした。【東本願寺出版部発行寺川俊昭編著「親鸞に出会うことば」p120】
 
 
 〇明10日の外出予定
 
 10時台  温泉入浴
 
 

2019年2月8日(金)

〇今日の念仏所感
(ご本尊への報告)
法 務  地元での月忌2軒を9時から10時半までにお勤めしました。
 
温泉入浴  10時30分から総湯会館湯めどころで、念仏ルーティンワークしつつ、心身をほぐし温めました。  
 
フルート  13時から15時まで、正味ほぼ2時間、基礎メニュー中心に練習しました。レパートリーはA10曲練習しました。
 
就寝 21時 
 
(以上報告終わり)
  
今日は地元月忌2軒だけの法務だったので、15時30分まで地元生活だった。
温泉入浴1時間・フルート練習2時間したが、そのほかの時間は念仏仮眠の欲望に駆られて寝室で過ごした。「その気になればフルートをもっと長くしたり、読書も出来たのになあ。」と怠惰さを嘆きつつ日記付けをし罪滅ぼしに(?)、佐々木常夫著「人生は理不尽」を少し読んだ。
 そのなかにスティーブン・R・コヴィー 氏 の『 7つ の 習慣』が紹介されてあった。「この7つの習慣は、どれも仏教を学ぶことから身につく習慣だなあ。」と、心嬉しく念仏した。
 
 
〇今日の言葉
1 、人生を主体的に生きなさい         【私の言葉にすると 自由人自在人として主体的に生きよ】
2、目標を持ちなさい               【私の言葉にすると 人格完成を目指せ】
3、何が重要か考えなさい            【私の言葉にすると 穢土を厭離し ただ浄土を願え】
4、自利他利円満でいきなさい         【私の言葉にすると 自利利他円満】
5、理解してもらう前に相手を理解しなさい  【私の言葉にすると 聞き上手に】
6、お互いのためになることを考えなさい   【私の言葉にすると 御同朋、御同行に徹すること】
7、良い習慣を身につけなさい         【私の言葉にすると 良い習慣は三本立て念仏生活から】
スティーブン・R・コヴィー 氏 の『 7つ の 習慣』
【佐々木常夫著「人生は理不尽」から引用】
 
 
 〇明9日の外出予定
 10時~14時 入善黒部
 16時~22時 富山
 

2019年2月7日(木)

〇今日の念仏所感
(ご本尊への報告)
法 務  10時黒部市カトレアホールやすらぎで黒部市栃屋YF様(享年82女性)の葬儀。導師養照寺様の助音じょいんを勤めました。引き続き、11時入善町一宿いちやどりKY家で七日勤めをしました。今日はこの二つの法務でした。
 
フルート  13時30分から15時20分 基礎メニュー70%・レパートリーA7曲を練習しました。(坊守の従妹夫妻来訪を待ちつつ、落ち着かなく練習。夫妻来寺で練習を終えました。)。
 
温泉入浴  従妹夫妻と共に湯快リゾート行き。17時、ご主人ST様と入浴、今日は念仏ルーティンワークをせず、ST様と歓談しつつ入浴しました。  
 
就寝 22時30分 
 
(以上報告終わり)
  
高岡市から坊守の従妹夫妻(ST夫妻)来寺。同夫妻とは数年ぶりの再会だが、年齢が近いこともあり、打ち解けて楽しくお話しをし湯快リゾート入浴、会食した。
 ご夫妻は昨年までST氏ご母堂を介護しておられた(今は、施設住まいとのこと)。そのご苦労を聞かせていただいた。ご母堂はアルツハイマー型認知症ではなくピック病認知症とのこと。初めてピック病のことを教えていただき、「大変な病気なのだなあ。よく介護されたなあ。」と感心しつつお聞きした。
また、お主人ST氏は「一人暮らしになったても、うろたえぬようにしたい。女性が長生きなのは食事の準備に常に頭と身体を使っているからだ。それを見習おう。」とお考えになり3年前から昼食を担当しているとのこと。「今ではレパートリーがいくつも出来た。」と、その苦労と楽しみを語ってくださった。その真摯な生活姿勢に感心した。「自由人・自在人として人生を歩んでおられる方だなあ。」と人柄に爽やかさを感じ、心嬉しく念仏した。
 〇今日の言葉
仏道を学んでそれを身につけた人は、いかなる状況にあろうとも、決して他人の評価に左右されることもなく、また他人からの援助をもとめることもなくて、いついかなる時間と場所においても、まさしく自ら由って立つところの自由人として生き、また自らにおいて在るところの自在人として生きていくことができる。
【信楽峻麿著「真宗学概論 (真宗学シリーズ2)」自由人・自在人】 
 
 
 〇明8日の外出予定
 10時台 温泉入浴
 16時~18時 黒部行(たまの整形外科クリニック他)
 

2019年2月6日(水)

〇今日の念仏所感
(ご本尊への報告)
法 務  月忌は地元1軒(14時)だけでした。夕方(17時自坊を発つ)、黒部市前沢カトレアホールで黒部市栃屋YF様(享年82女性)の通夜を勤め、法話をしました。
 
温泉入浴   9時30分総湯会館 湯めどころで念仏ルーティンワークとともにゆったりと入浴、心身を温めました。
 
フルート  11時台と13時台、14時45分~16時40分の3回に分けて練習しました。基礎練習メニュー(70%)・レパートリーA16曲・レパートリーB9曲をしました。練習が進むにつれて集中力が増し、念仏スムーズとなり、ありがたかったです。  
 
就寝 21時 30分 
 
(以上報告終わり)
  
一昨日養照寺様から黒部市栃屋YF様の死去案内・助音じょいん依頼を受けた。夕方は、その通夜だった。YF様は享年82の女性で、思い出深い方だ。「養照寺報恩講の初日(10月24日)第一日中に(一昨年まで)欠かさず参詣された。この時の法話は私が担当なので、終わると必ず私のところへご挨拶に来られた。その真摯な姿とお喜びのご様子にとても勇気づけられた。ありがたいことであったなあ。」と念仏しつつ振り返り、通夜を勤めYF様への思いを深めさせていただいた。
 
 〇今日の言葉
静人は何十人、何百人と死者についての話を話を聞くうち、どんな人物でも肯定的にとらえ得る要件として、三つのことが残ったと話した。
「その人は、誰を愛したか、誰に愛されたか、どんなことで人に感謝されることがあったか」
 毎日数人ずつ死者を訪ねてゆくなかで、この三つを知ることが出来れば、ほかと違った人物として一人一人を心に残していける。
さらに大事なことは、たとえその人が病人であろうと、障碍を抱えていようと、仕事の有る無しも関係なく、また人生経験の少ない子ども、あるいは赤ん坊であっても、こも三つの要件なら何らかのかたちで満たし得るということだった。
【天童荒太作 小説「悼む人」 p.182】
 
 
 〇明7日の外出予定
 9時~12時  黒部市前沢 カトレアホール→入善
 
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